2026.01.08
「誰かのために」で続けてきた求職者支援。次に挑戦するのはメンバーを支援するポジション

プレイヤーからマネージャーにシフトする人、プレイヤーとしてエージェント職を極める人、BOXという枠組みを飛び出してグループ会社で活躍する人など、BOXは多様な人材を輩出しています。一人ひとりがオリジナルなキャリアを歩むBOXで、2025年から新たなポジションに就き、マーケティングという未知の領域に踏み入れたメンバーがいます。
新卒で大手人材企業に入社した米原 萌果は、4年間求職者支援を続けた後、BOXへ入社。メンバーの力を借りながらBOXでも求職者支援を続ける中で、次第に「力を貸してくれるメンバーのために何かできないか」という気持ちが強くなり、BOXを使ってくださる求職者を集めるマーケティングの領域に興味を抱いていったといいます。
本noteでは、どんな思いから人材領域で働き、どんなきっかけで自身の願いに気づいたのか、話を聞きました。
求職者一人ひとりの人生に寄り添った支援をしたい
——前職ではどんな業務を担当していましたか。
派遣社員や正社員を希望する方への求人紹介や、その方々の受け入れ先である介護施設の採用活動支援を担当していました。介護施設の人手不足は非常に深刻で、クライアント企業側からはスピード感のある支援を求められていました。そのため、初回面談をした求職者がその日に採用面接を受けて、数日後から出勤という流れが一般的でした。
求職者の職場が1週間で決まることもあり、支援者として達成感はありました。ですが、希望する勤務地や条件など求職者の限定的な情報しか知らないまま支援を続けて、果たしてこれはやりたかった支援と言えるのか。きっと自分じゃなくてもこのポジションをやり切れる人はいるだろう、と自分なりの介在価値を発揮できていないことにもどかしさを感じていました。
また、わたしはもとから人が好きで、誰かの人生の転機に関わりたいと思い人材紹介を始めました。ですが、気づけば目先の面談回数や内定承諾数などの数ばかり気にして、その人の人生まで深く知ることができずにいました。
もっと求職者一人ひとりの人生に寄り添った支援をしたい、わたしなりに求職者にバリューを提供したいと思うようになり、転職活動を始めました。
——BOXとの出会いは?
エージェントを通じて知りました。「米原さんに合うか分からないですけど、一応紹介しますね」という感じでBOXを紹介されました。
——そのエージェントは、米原さんがBOXにマッチするとは思っていなかった?
そうですね。たぶん初回面談のときに、わたしが構えてしまい、おとなしそうにしていたからだと思います。チームで求職者を支援しようとするカルチャーが、内向的に見えるわたしに合うか分からなかったのかなと。
ただエージェントと話す中で、誰かのために、求職者のために働きたい気持ちが強いと伝わったのか、「だったらBOXが合うかもしれませんね」と改めて応募を後押ししてくれました。
——BOXとの面談ではどんな話をしましたか。
他社との面談ではわたしの実績に関する質問が多かった一方で、BOXでは学生時代や兄妹の話など、わたしがどんな人間なのかを知ろうとしてくれました。
特に人事の方とはその時間だけで仲良くなり、面談を受けている最中から「この人みたいな支援ができるようになりたい」と感じました。きっとBOXであれば、求職者に対して介在価値を発揮できる、何者かになれそうな予感がしたので入社を決めました。
アンラーンによって理想に近い支援ができるように

——米原さんは2024年にBOXに入社しました。1年目はどんなことが印象深いですか。
正直に言えば、入社当初はずっと大変でした。エージェント経験者ということもあり、オンボーディングはほどほどに、すぐに実務を任せてもらえました。ですが、周りの人が全員なんでもできる優秀な人に見えて、ついていける気がしなかったんです。
というのも、前職ではインバウンドで求職者を集客できたため、求職者に対してスカウトメールを送付するのはBOXに来てから初めてのことでした。どんな文章を送ったら返信が来て、面談に至りやすいのか、自分の課題を分析してアクションに移すサイクルも、初挑戦でした。
入社して1、2ヶ月は、「PDCAをどうやって回すのか」「担当する求職者にどんな頻度で連絡したら良いのか」など細かいところまでメンバーにアドバイスをもらい、なんとか仕事に慣れていきました。
——転換点はありましたか。
何度か所属するチームが変わり、白木さんが上長になったときに、自分の仕事が面白くなっていきました。
白木さんに求職者役をしてもらい、ロールプレイング→フィードバック→ロールプレイングを繰り返して、改めて人材紹介の基本のキから教えてもらいました。中でも面談前の準備段階を念入りにするようになったのは大きな変化でした。これから会う人はこんな負を持っているのではないか。それに対してわたしは何ができるだろうか。何パターンも仮説を立ててから面談に臨むと、準備したものが役に立つときが来るんです。
それから、求職者に一歩踏み込んだ問いかけや提案ができるようになり、わたしが介在する意義を感じられるようになりました。
——求職者に対してどんなバリューを発揮できるようになりましたか。
事務職を経験した方に対して、気づきを起こし、転職まで伴走できるようになりました。
彼女は人間関係が理由で前職を退職しており、キャリアの空白期間で転職活動をしていました。話を聞くと、「未経験の職種は無理」「かといって別の企業で事務職をしてもまた同じことで悩むかも」と考えており、自分では打つ手がなく、わたしたちを頼ってくれたようでした。
確かに彼女が考えるように、限られた社員としか関わらない、人間関係の良し悪しが働きやすさに直結する環境を選べば、また同じ悩みが起きるかもしれません。そこで、「事務職以外は無理」という彼女の思い込みを和らげられないか、時間をかけて話し合ってみました。
「今回の転職活動は単に次の職場を見つけるためではなく、新たにスキルを身につける機会にするのはどうか」「たとえば今のうちから営業スキルを身に着けておくと、いろんな企業から必要とされ、自分でキャリアを選べるようになる」と、転職に対する捉え方を見直してもらうよう声をかけたんです。
すると面談が終わった後に、「米原さんと話して目が覚めました」「未経験でも営業をやってみたいです」とメッセージが届いたんです。それから言語化面談や面接対策を一緒に行い、彼女は大手企業から内定を得ました。彼女を無事見届けられ、自分はこういう支援がしたかったのだと、確かな達成感を得られました。
BOXのためにもっと何かしたい
——米原さんは、BOXと求職者の接点を創出するソーシング(マーケティング)チームに異動しました。異動にはどんな背景がありましたか。
白木さんを始め、多くのメンバーのおかげで学び直すことができ、今度はわたしから何かできることはないかと考えるようになって。人材紹介事業部責任者の石黒との面談で、「大好きなBOXのために働く時間を増やしたい」と相談してみました。
具体的に何をしたいかは決まっておらず、漠然とした気持ちを話しただけだったので、内心受け入れてもらえるか不安でした。ですが石黒は「米原が一番力を発揮できそうなポジションを探してみよう」と言ってくれたんです。
それから新しく立ち上がったソーシングチームへ異動することになりました。
——現在はどんなことを担当していますか。
BOXのキャリアアドバイザー(CA)全員の業務効率化に取り組んでいます。短期的には、スカウトメッセージに対する返信率や、返信後に初回面談に至る割合の向上を目標にしています。
将来的には、スカウトの専門部隊としてCAの業務を代行し、CAが一人ひとりの求職者との時間を増やせるような仕組みを作るつもりです。わたしが今やっていることが、いずれ必ずメンバー全員のためになるはずなので、気合を入れて頑張っていきたいです。
——米原さんの「メンバーのために」という思いはどこから来ますか。
みんなを尊敬できるからだと思います。一生懸命求職者に向き合っていて、新しいことにチャレンジしようとする人も多いし、それを否定したり笑ったりする人はいない。メンバーが忙しいとき、わたしが代わりに巻き取るとすぐに感謝のメッセージを送ってくれる。そんな環境が好きだから、もっとわたしも何か力になりたいと思えるんです。

——最後に、BOXへの転職を考えている方へメッセージをお願いします。
BOXには、お互いを尊重できるメンバーがいて、何か相談したいことがあったらじっくり聞いてくれる上長がいます。今回の異動の際に、代表の(長山)広大さんは「米原は場所が違えばより輝くってみんなが信じていたから、そうしたよ!」と後押ししてくれました。BOX全体が素敵な環境だと思っているので、興味を持っていただけたら、ぜひオフィスに来て、社内の雰囲気を実感してほしいです。




