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Tebiki株式会社が描く、現場教育の未来と、現場に入り込み顧客に伴走する、Tebikiの仕事のリアル

株式会社BOXは求職者様へ、ネットで得られる情報だけでなく、企業の雰囲気やカルチャーなども含めてご紹介することを大切にしています。そのため、ご紹介企業様のオフィスに足を運び、実際に働く方々にお話を伺うようにしています。

今回私たちが訪問させていただいたのは、Tebiki株式会社(読み:てびき・以下、Tebiki)です。

Tebiki株式会社と「体験入社」とは

同社は製造業・物流業・サービス業などの、現場の教育を支援しています。
昨今の少子高齢化によって、これまで現場を支えてきた熟練作業者が次々と退職し、技能承継が急務となっています。それにもかかわらず、多くの現場では今もOJT頼みの教育が続いており、ノウハウの言語化・可視化が追いつかず、一人前になるまでに時間がかかっている実情があります。

Tebikiはこの問題に正面から取り組むため、AIで簡単に動画マニュアルを作成できる『tebiki 現場教育』と、製造記録を自動分析する『tebiki 現場分析』、2つの事業(SaaS)を展開し、現場の教育と分析を一気通貫で支援しています。※今回は時間の都合上、『tebiki 現場教育』のお話がメイン

Tebikiの事業は、コロナ禍のDX化トレンドや、AIエージェントからの影響を受けない産業であることを追い風に急成長。サービス継続率99.5%という高い顧客満足度を維持し、製造・物流・飲食などの企業への導入を国内外問わず加速しています。

事業拡大に伴い、採用を強化しているTebikiでは、最終選考の中に「体験入社」というプログラムが設けられています。

これは、オンライン面談では補えないオフィスの実際の様子を知ってもらい、また自分の部署以外のメンバーや、同じような働き方をするメンバーとカジュアルにお話することで、入社後のイメージを高めてもらうもの。参加する候補者のバックグラウンドに沿って内容がカスタマイズされるのが特徴です。

今回は、この「体験入社」にBOXのメンバー7名が実際に参加してきました。

第一線で活躍される経営陣やメンバーの皆様とのお話から見えてきた、Tebikiの事業への向き合い方や現場に息づくカルチャー。フィールドセールスやカスタマーサクセスの顧客の伴走体制と、Tebikiで働くことの魅力とは。

本記事では、「体験入社」で得られた、Tebikiのリアルをお届けいたします。 

こんな方はTebikiへの転職がおすすめ

  • プロダクトを売って終わりではなく、顧客の事業課題に深く入り込み、本質的な価値提供を追求したい方
  • 日本の製造業や物流など、現場を支える仕組みづくりに貢献したい方
  • 幅広いステークホルダーに提案できるスキルを養うことで自身の市場価値を高めていきたい方
  • リード供給が豊富な環境で、自分のやりたい業務に専念してお客様ファーストで動きたい方
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プログラムの冒頭、BOXの支援を通じてTebikiに入社された皆さまに迎えて頂きました。

日本のGDPの20%を支える覚悟。食品工場長時代の原体験

オフィスツアーを終え、いよいよプログラムがスタート。

最初に、創業者であるCEOの貴山(きやま)さま、CTOの渋谷さまが登壇し、Tebiki創業の原体験やTebikiが目指す世界観について語りました。

貴山 敬(きやま たかし)さま
大手総合商社で事業投資を担当し、買収先の食品メーカーの取締役副社長兼工場長に就任。同社退職後、旅行Webサービスの会社を創業し売却。その後、習い事サービスを運営するスタートアップ企業の取締役に就任し、事業売却および大手IT企業による吸収合併完了後に退任。2018年3月、Tebiki株式会社を創業。

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貴山敬 さま

渋谷 和暁(しぶや かずあき)さま
SIerを経てWebシステムの開発会社に入社。ECなどの受託開発やゲームアプリ開発のリードとして従事後、Webサービス企業に転職。吸収合併のタイミングでCEO貴山氏とともにTebiki株式会社を創業し、取締役CTOを務める。

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渋谷 和暁さま

貴山:26歳で食品工場の現場責任者として入った当時、週7日、朝6時半から夜9時までひたすら働いて分かったことがあります。

生産ラインが1箇所止まると全体が止まる構造の中で、教育も行わなければいけません。しかし感覚的なベテランの技術を継承することが難しく、新人が育つスピードには限界があります。新人に任せると生産性が落ちてしまい、かといってベテランに頼ってしまうと負担が重すぎる。そんな現場では日々、難しい意思決定の連続で、胃が痺れる思いをしました。

「現場が回るような教育の仕組みを作らないといけない。」当時の後悔と、強い課題意識がTebikiの原点になっています。

製造業は日本のGDPの20%ほどを占める大きな市場です。少子高齢化が進み、これまで現場を支えてきた熟練作業者の方々が退職する中、現場ノウハウを可視化して技能伝承を急がなければいけない。そういう空気感の中でTebikiは日々価値提供をしています。

渋谷:「搬送ロボットの導入などによって自動化が進む現在、なぜ教育という領域にこだわるのか」という問いがあります。

確かに自動化が進んでいるものの、トラブルへの臨機応変な対応や、日々の現場改善といった領域は、経験によって培われた人間の判断力や技能が必要とされ、機械の導入が難しい。そしてそうした熟練の技術は、次世代に受け継がれていく必要があります。

しかし、現場においては、そうした知見やデータは言語化・構造化されていないことが多い。クレームなどの日々のトラブルに振り回され、教育の時間が取れない。分析データの宝庫のはずの日次記録はすべて紙で分析ができない。結果的に技術は属人化していきます。

そこで私たちは、『tebiki 現場教育』『tebiki 現場分析』を通して、誰もが最短距離で熟練の技術を習得できる世界をつくりたいと考えています。

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動画マニュアルのその先を見据える。フィールドセールスによる導入から運用までの伴走

まずは、フィールドセールスマネージャーの山村(やまむら)さまより、メインプロダクトである『tebiki 現場教育』を中心に実際のデモ画面を交えたサービス説明をいただき、続いて、Tebikiのフィールドセールスの強みについて語っていただきました。

山村 竜平 (やまむら りゅうへい) さま
フィールドセールス マネージャー。新卒で人材系メガベンチャーに入社し、幅広い業界の経営者向け新規開拓営業を経験。2022年10月にTebikiへ参画後は、エンタープライズ領域で6四半期連続で全社トップセールスを達成し、セールスイネーブルメントも兼任。現在はフィールドセールス部門のマネージャーとして事業成長を牽引。 

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山村 竜平さま

山村:『tebiki 現場教育』は、誰でも簡単に動画マニュアルが作れるプロダクトです。

製造業などの現場では、マニュアルをつくる手間がかかってしまうだけでなく、写真と文字の羅列になってしまって見づらいという問題があります。
『tebiki 現場教育』は、現場で撮影さえできれば、あとはAIが自動的に編集してくれます。音声情報と映像情報をもとに、字幕やポイントマークを生成してくれます。顧客は製造業が大多数を占めていますが、物流、小売、建設などの業界でもご利用いただいています。

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スマートフォンで現場作業を撮影する様子

また、『tebiki 現場教育』が提供する価値はそれだけではありません。動画マニュアルを入り口として、その先にある現場の従業員の方々の学習進捗やスキル管理までカバーできます。

BOXメンバー:クオリティが高い動画を作らないと、現場の社員さんたちも見ないのではないかと思いました。動画のクオリティはどう担保し、現場へはどう関わっているのでしょうか?

山村:クオリティ担保のため、撮影のご支援も行っています。顧客が撮影したい内容ごとに、撮影者の配置やカメラの角度、距離を導入当初からアドバイスさせていただいています。

たとえば外観検査のような作業であれば、ウェアラブルカメラで作業者目線の映像が必要ですし、設備操作であれば斜め後ろから設備全体が映るように撮るほうが適しています。

 『tebiki 現場教育』をトライアル提供する段階から、現場に入り込んで一緒に撮影します。短期間で効率化を実感いただけるので、Tebikiのフィールドセールスの強みともいえます。

BOXメンバー:導入が決まった後、そもそもどの業務を動画にすべきかと現場の方が迷われるイメージがあるのですが、最終的な運用に乗るまではどのようなプロセスを経るのでしょうか?

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山村:フィールドセールスの段階で、顧客が解決したい課題の優先順位をつけます。安全意識の向上なのか、生産性の改善なのか、新人教育の効率化なのか。優先度が高いテーマから、動画にすべき業務を洗い出し、初動の契約期間分のスケジュールを策定したうえでカスタマーサクセスへ引き継ぎます。

解約率0.5%を支えるカスタマーサクセスの分業体制。作って終わりの動画作成からの脱却 

『tebiki 現場教育』の導入後、顧客の運用を二人三脚で支えるカスタマーサクセス。続いて、カスタマーサクセスマネージャーの管野(すがの)さまに、解約率0.5%を誇る、カスタマーサクセスの体制について語っていただきました。

管野 将太(すがの しょうた)さま
大学時代に動画制作会社にインターンし、そのままクリエイターとして入社。以来一貫して動画制作の領域でキャリアを積み、制作からBtoBセールスへと転身後はマネジメントまでを経験。前職の動画SaaS事業では、立ち上げフェーズから営業戦略策定・マーケティング・カスタマーサクセスまですべて担当し、数百社のサービス導入を実現した。2024年3月にTebiki株式会社に入社。カスタマーサクセス部門を牽引している。

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管野 将太さま

管野:SaaSにおいて解約される理由はただひとつ。「もう使わないから」です。顧客の現場の課題が『tebiki 現場教育』によって解決され続けることを支援するため、カスタマーサクセスチームが存在します。

現在、『tebiki 現場教育』の解約率は0.5%と、非常に低い水準を維持しています。

まず、私たちのカスタマーサクセス組織はフェーズに分けて専門チームを置き、分業体制を構築しています。1人の担当者が複数の企業を持ちながら、導入初期の立ち上げ支援 、継続利用のサポート、利用が減った顧客の呼び戻しなどすべてのフェーズを完璧にこなすのは限界があるためです。

そのため、クライアントの規模によっては、オンボーディングの段階から1社に対して複数名が動いていたり、大きな企業様であれば関わる部署が多いため、部署ごとに担当を分けることもあったりします。

なお、カスタマーサクセスでは、顧客と密に接し、運用の中で課題を見つけます。その課題の裏には複数の要因が絡んでいることも少なくありません。

たとえば顧客が「動画マニュアルづくりが進まない」と言ったとき、業務的な指示が出ていないのか、目標に組み込まれていないのか、あるいは導入を推進した部署と実際に使う現場が異なっていて、担当者の立場や組織の力学が影響しているのか、要因はさまざまです。

ひとりの担当がすべてを紐解くのは容易ではありませんが、チームで連携することで、顧客の課題解決に向けて一歩一歩アクションを積み上げることが可能です。

そしてその積み重ねが、現場の業務効率化、そして低い解約率に繋がっているのだと思います。

BOXメンバー:各フェーズのチームが役割を持って連携しながら、課題を解決していくのですね。実際、現場の課題解決につながった事例を教えてください。

管野:外国籍の方が多く働く工場で、彼/彼女らの母国語の動画マニュアルを導入したところ、不良率がぐっと下がったケースがあります。カスタマーサクセスとして生産性に大きく貢献できた喜びがありました。同時に、その数字の裏側には心温まるエピソードがあります。

モニターに動画マニュアルを映していると、外国籍のスタッフがモニターに寄ってくるようになったといいます。モニターに映る母国語を見て喜んでくれたり、翻訳のニュアンスの違いを日本人スタッフに教えてくれたり。tebikiを介して、言語の壁でどこかぎこちなかった日本人スタッフと外国籍スタッフの間でコミュニケーションが生まれ、現場の雰囲気がガラッと変わったそうです。

不良率という定量的な現場課題だけでなく、現場のコミュニケーションや雰囲気、エンゲージメントなどの定性的な課題に対しても、tebikiがコミュニケーションツールの一つとして力になれた。これは嬉しい事例のひとつです。

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キーマンの心を掴む。大手企業への営業戦略

続いて登壇したのは、大手企業向けの営業部門(アカウントセールス)を牽引する百井(ももい)さまです。フィールドセールスとは異なる、大企業ならではの営業の難しさについて語っていただきました。

百井 勇介(ももい ゆうすけ)さま
大手生命保険会社を経て、保険系ベンチャーの創業メンバーとして営業・採用・マネジメントに従事。その後、大手BtoB SaaS企業にて1,000名以上のエンタープライズ企業向けフィールドセールスとして実績を残す。不動産特化型SaaS企業では、大手企業グループへのM&Aに伴うPMI統括を牽引。2024年9月よりTebiki株式会社に入社し、大手製造・物流業向けのアカウントセールスやインサイドセールス管掌を経て、現在はアカウントセールス部長を務める。

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百井 勇介さま

百井:現在、大手企業からの受注獲得も増えてきており、新規受注におけるアウトバウンド営業の割合を50%以上に引き上げるべく、組織体制の強化を進めています。

フィールドセールスでは、その場で意思決定者と話せるため、その日のうちに導入が決まることが多い一方で、大企業においては、「どなたが最終的な意思決定者となるか」が企業様ごとに異なります。

アカウントセールスでは、工場長に直接お声がけするだけでスムーズに進むとは限りません。製造現場のリーダーや主任の方々、あるいは社内展開の推進役となってくださる方など、登場人物は多い。そのため、丁寧に関係性を築き、段階的に上位役職の方や他部署へとご提案を広げていく必要があります。

また、本社が導入を決定しても、工場長や作業員の方々がノーと言えば導入が難しいこともあります。

そのため私たちは、「キーマンはだれか」「社内でのご検討がどの段階にあるか」「検討するうえで、どんな懸念を持ちそうか」など、進捗状況をチーム全体で可視化・管理しています。

そのうえで、キーマンや現場の方の心を掴めるよう、残業時間の削減、製品の品質向上などのデータや事例と共に、ロジックを緻密に組み立て、対話を重ねていくのです。

座談会で見えた、チームの空気と働き方のリアル

プログラムの最後に設けられた座談会では、フィールドセールスやカスタマーサクセスのメンバーから、より率直な話を聞くことができました。

中でも、フィールドセールス伊東 潤一郎(いとう じゅんいちろう)さんは、BOXの支援を通じてTebikiに入社しています。

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伊東 潤一郎 さん

入社から5か月、伊東さんは、Tebikiにおける充実したオンボーディングと柔軟な働き方について、次のように語ってくれました。

伊東:入社後のオンボーディングは体系化されていて、入社後1〜2週間は業界知識やプロダクトの理解を深めていきます。入社3〜4週間目を目安に実際の商談にアサインされ、最初は先輩メンバーが同席し、実践のなかでフィードバックを受けながら、早期から経験を積んでいくことができます。

特に驚いたことは、顧客からの「よくある質問」や商談の好事例などが、実例ベースの動画データとして社内に蓄積されていたことです。そのおかげで、スムーズに初商談の準備ができ、実践に移ることができました。

オンラインを含め1日3〜4件の商談を行いますが、カレンダー調整など自身の裁量でコントロールできます。人にもよりますが、私は月2回ほど出張があります。

また、フレックスタイム制を活用し、「子どもの送迎のために途中で1時間離席する」といった柔軟な働き方も日常的に行われており、仕事と家庭を無理なく両立しています。自身の業務や商談の予定を自己管理できる環境なので、ライフステージが変化しても働きやすい職場だと感じています。

編集後記

今回の訪問を通して、日本の製造業のこれからを支えようとするTebikiの高い熱意を強く感じました。

フィールドセールス自らが機械の駆動音が響く現場へ赴き、共にカメラを構える。画面を覗き込みながら、手元がよく写る角度を探していく。そして、現場の安全と生産性を引き上げるためのロードマップを引き、その後はカスタマーサクセスが徹底的に伴走する。

ベテラン職人の長年の勘や、言葉にしづらい指先の動き。

テクノロジーの力で、一見感覚的な現場の職人たちの熟練の技を、企業の確かな資産へと変えていく。そんな仕組みがTebikiにはあります。

「顧客ファーストで、現場の問題解決にコミットしてみたい」「日本の基幹産業を変革するような、社会的インパクトの大きな仕事に挑んでみたい」そんな方に、Tebikiはこの上なく面白い環境なのではないでしょうか。

私たちBOXは、こうしたネットに落ちていない非言語的な情報やリアルな魅力を、責任を持って求職者の皆様へお伝えしていきたいと思います。

BOXは、あなたの人生を見据えた転職支援を行います

BOXでは、Tebikiへの転職相談を受け付けています。Tebikiの文化や制度、働き方など、長く続く関係を通して得たネットでは得られないリアルな情報をお伝えします。もちろんご相談の中で、ほかの企業をご紹介することも可能です。多様なバックグラウンドを持つメンバーが、責任を持って全力で支援します。転職を検討している方は、ぜひご連絡ください。

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