2025.10.02
大手人材エージェント出身。BOXを起点に人材業界を変えていけると考えられたわけ

前職以外の人材マッチングサービスを信用しておらず、自己応募のみで転職活動を進めていた宮﨑 周作。第一志望だった企業から内定をもらい、就職活動を終了しようとしていたタイミングにBOXと出会いました。
「人材マッチングサービスを信用していなかった」と言い切る宮﨑が、同業界であるBOXに転職を果たしたのはなぜだったのか。話を聞きました。
目次
- インターンも就職先も転職先も人材紹介
- 「そのスタンスでBOXに来られても困る」採用面談で宮﨑に起きた変化
- 自分を熱源に、組織を活性化させる人材へ
インターンも就職先も転職先も人材紹介

——宮﨑さんは、学生時代のインターンからBOXに至るまで、一貫して人材紹介をしてきました。なぜ人材紹介なのでしょう。
人のキャリアに本気で向き合える仕事だからです。この仕事をしようと思ったのは、父と兄の働き方が大きく影響しています。
父は中学校の教員をしており、兄は大手銀行に勤めていました。父は毎朝5時に起きて出勤し、22時に帰って来る働き詰めの生活だったのに、とても楽しそうにしていて。今もその仕事を続けて、校長にまでなりました。
一方で兄は仕事を楽しめておらず、人間関係にも悩んでいて、社会人になってから明らかに変わった様子でした。
そんなふたりの様子を間近で見る中で、自分に合う働き方ができているかどうかが、これほど人を変えてしまうのだと知ることができました。それから、もし自分が誰かの仕事が決まる瞬間に立ち会い、人材領域から個人を活性化させれば、日本全体が盛り上がるのではないかと考えるようになりました。
——新卒で入社した企業ではどんな人を支援してきましたか。
フリーランスのエンジニアと企業をマッチングする支援をしていました。前職では、初回面談から契約締結までをおよそ2週間で進める必要があり、迅速に候補企業を提案するスキルを培うことができました。その中で「短期的なマッチング」に加えて「長期的なキャリア形成を支える支援」にも挑戦したいと思うようになりました。
また、キャリアアドバイザーという役割にとどまらず、人材領域全体で多角的な経験を積みたいと考えるようになりました。いずれは自ら事業を立ち上げ、より多くの人の人生を豊かにする存在になりたい。その想いを実現する第一歩として、今回の転職に踏み出しました。
「そのスタンスでBOXに来られても困る」採用面談で宮﨑に起きた変化
——どのように転職活動を始めていきましたか。
経営者の方が集まるイベントやフットサルの大会に参加したり、SNSで経営者の方にダイレクトメッセージを送って話を伺ったりしました。さまざまな方と出会う中で、選考に進む企業がいくつかあり、起業して間もないスタートアップから内定をいただいたんです。いつかは事業を立ち上げたい自分にとって、発展途上の企業で働くことは自分の財産になるだろうと考えていました。
しかし、転職活動を終わらせようとしたタイミングで、知り合いからBOXを紹介されて。その方には以前から「いずれは人材領域で事業を立ち上げてみたい」と伝えていて、「宮﨑さんに合いそうな企業がある」と紹介され、話を聞いてみたいと思うようになりました。
——BOXとの面談ではどんな話を?
最初に牧野さんと人材業界について話して、業界を変えたいという僕の思いに共感してもらいました。
もともと前職で他エージェントの良くない噂を聞いており、エージェント本位の企業が平然とキャリア支援をしていることに不信感を持っていました。
たとえば、複数の企業から内定をもらっている求職者に対し、エージェントフィー(仲介手数料)が低い企業から内定を得たことを伏せ、フィーが高い企業の内定だけを通知するエージェントがいると聞いたことがあります。自分が求職者の立場だったら、こういったエージェントに支援されたくないと思い、今回の転職活動ではエージェントを使わず、自分で直接企業と連絡を取って選考に進んでいたんです。
自分の売上増加を最たる目的とするエージェントよりも、求職者の人生を前に進めたいと考えるエージェントでありたい。自分のロマンを牧野さんに伝えると、それを真摯に受け止めてくれました。
牧野さんもいろいろな噂を聞いていたようで、BOXから人材紹介のスタンダードをアップデートしたいという話をしてくれ、僕が考えているロマンをBOXでなら叶えられると考えました。

また別の面談では、代表の長山さんから厳しいフィードバックをもらったのが印象深いです。
転職活動中にいろいろな経営者の方と会う中で、皆さん共通して、働く時間がとにかく長いと気づきました。起業するなら、平日も朝から晩まで働いて、土日も働かないといけない。量を投下し、チャンスを得る確率を上げるのが重要なんだと考えるようになりました。
そんな働き方をしていきたい、と熱意を持って長山さんに伝えると、「そのスタンスでBOXに来られても困る」「限られた時間で、誰と会うか、どう過ごすかが大事なのに、量に囚われてセンスがない」「今のところ、あんまり採用する気になれない」と言われてしまったんですよね。
今までそんなにストレートなフィードバックを受けたことがなく、返す言葉がありませんでした。同時に、この人たちと働けば今まで見えてこなかった世界が見えるかもしれない、固定概念が覆される場面が何度も来るかもしれない、と思うようになり、BOXに入社したい気持ちが固まりました。
最終的には、「本気で人材業界を変えたい」という野心や覚悟が伝わったのか、「いろいろ言ってしまったけど、その目の炎は絶やさずにいてほしい。そしてその勢いを、組織を活性化させる原動力にしてほしい」と長山さんから言われ、内定をいただきました。
自分を熱源に、組織を活性化させる人材へ
——宮﨑さんには、事業立ち上げ経験のほかに、支援する期間を限定しないこと、キャリアアドバイザー以外の仕事にも取り組めることなどの希望がありました。BOXへ入社することでこれらの希望は叶いそうですか。
叶うと思っています。入社1ヵ月目に新卒の人材紹介事業部を立ち上げるメンバーの社内公募があり、それに手を挙げました。自分で資料を作成し、どんな事業にしたいか、新卒採用担当者のどんなペインを解消できそうかを、経営陣に向けてプレゼンする機会をもらいました。
また、現在は別の軸での事業立ち上げについても構想を描いており、事業部長やマネージャー、トッププレイヤーの方々に積極的に壁打ちをお願いしながら、実現に向けたイメージを膨らませています。
その他にも、僕が支援を得意としていたエンジニアの方以外にも、CTOの方や、営業職志望の若手・リーダー・部長などさまざまな属性の求職者とお会いできています。
——前職と比べて、支援する求職者の属性だけでなく、支援期間も異なると思いますが、その点はいかがでしょう。
前職では2週間以内にフリーランスの方と企業のマッチングを完了させたのに対し、BOXでは数ヵ月間かけて求職者を正社員として企業へ送り出します。
業務委託契約を希望する方の場合、「契約終了の時期が決まっているため、できるだけ早く次の仕事を見つけたい」という切実なニーズを持つ方が多くいらっしゃいました。加えて、「複数の企業と同時に契約できるから、まずはチャレンジしてみたい」「副業やスキルアップのために短期間でも経験を積みたい」といった理由から、短い期間でも条件に合致する企業を見つけやすかったんです。
一方でBOXでは求職者に、長期的にキャリアを描ける1社を選んでもらいます。だからこそ面談では、転職先の検討だけでなく現職との比較も行い、あらゆる選択肢を一緒に考えます。ときには「今は残る方が良い」と背中を押すこともあります。ご本人が心から納得できる決断にたどり着けるよう、徹底的に伴走しています。
——自身の支援スタイルに関して、上長から何かフィードバックを受けましたか。
「求職者の人生を変えるのは求職者自身であって、自分たちはきっかけを与えるだけにすぎない」と言われました。たとえばその求職者にマッチしそうな企業が複数あった場合、僕らは客観的な情報を添えて、それぞれの企業を紹介するだけ。意図的にどの企業へ進むべきかは言わず、求職者のためにならないネガティブキャンペーンも当然しない。
まだ自分の中で“本質的なキャリア支援とは何か”を模索している最中ですが、求職者自身に自分の手で人生を変えてもらうために、エージェントとして何ができるのかを常に問うようになりました。

——今後のキャリアプランについて教えてください。
BOXの中でトップセールスやマネジメントになっていきたい。それに、まだBOXにはない新しいポジションも作り出してみたいです。今でも、事業を立ち上げて人材業界を変えたいという気持ちは変わらないので、将来的には社内で事業部を立ち上げるか、新たに起業する選択肢も視野に入れています。熱量を持って仕事に取り組み、BOXに新しい風を吹かせ、組織を活性化させていきたいと考えています。
——最後に、BOXに興味を持っていただいている方へメッセージをお願いします。
挑戦している人を眺める立場でいるか、自分たちも挑戦者であり続けるかでは、見える景色が違ってくると思います。挑戦者のために、挑戦者であり続けるBOXで、一緒に働ける方をお待ちしています。




