BOXの27歳マネージャーが語る、成長のリアル──白石羽亜人が築いたキャリアの軌跡

新卒でみずほ銀行に入社し、個人営業を経験。その後、Webディレクター職を経て、白石 羽亜人は2023年にBOXへと転職しました。

大手企業での経験を通じて「もっと成長できる環境に飛び込みたい」と考えた白石は、BOXで再び営業職に。入社直後はカルチャーギャップに戸惑いながらも着実に成果を重ね、現在はマネジメントという新たな挑戦をしています。

そんな白石が、マネージャーに抜擢されるよりも前から貫いてきたのは“仲間の成長を支援する姿勢”でした。

27歳にしてマネージャーに就任した白石が、なぜBOXで働き続けるのか。どんな思いでチームと向き合っているのか。これまでの歩みと、未来への展望を聞きました。

目次

  1. 大手からスタートアップへ──自分の成長を求めて選んだキャリア
  2. 自分を同化させる必要はない──カルチャーとの向き合い方
  3. 白石流・マネジメントの哲学。「期待し続ける」ことの意味
  4. 間違いなく“面白いフェーズ”にあるBOXへ飛び込んでほしい

大手からスタートアップへ──自分の成長を求めて選んだキャリア

——まずは、これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、最初に入社したのはみずほ銀行です。そこで個人営業、特に富裕層のお客様に対して、投資信託などの金融商品を提案する仕事をしていました。約1年半勤めたのち、トランス・コスモスに転職。そこではWebディレクターとして、大手通信キャリアのサイト構築や運営など、クライアントのWebプロジェクトを担当していました。その後、2023年4月にBOXへ入社しています。

——大手企業でもあるみずほ銀行を辞めようと思った理由はなんだったのでしょうか。

一番大きかったのは「20代のうちにもっと成長したい」と思ったことです。銀行に入った当初は、「仕事は生活のため」と割り切っていたんですが、上司の姿や銀行独自の保守的な文化を見る中で、「もっと仕事に本気で向き合ってみたい」という気持ちが強くなって。安定志向で選んだ会社でしたが、安定だけでは得られない成長があると感じ、思い切って転職を決めました。

——トランス・コスモスでは営業職ではなく、Webディレクターを選ばれたんですね。

正直に言うと、営業職を離れたい気持ちがあったんですよね。銀行時代の営業は、おじいちゃんおばあちゃんにリスクのある商品を提案することもあり、「本当の意味で信じてもらえる仕事なのか?」と葛藤することが多かったんです。嘘をついているわけではないのに、心から納得できない感覚があって…。その経験から、営業職にポジティブな印象が持てなくなり、Webディレクターになりました。

——そこから再び転職を決意した理由は?

仕事内容もそうですが、大手企業の環境が自分に合わないと感じたことが大きいです。特に若手のうちは「やった分だけ評価される」「自分の努力が年収に反映される」ような環境に身を置きたいと思うようになりました。また、Webディレクターの業務を通じて「やっぱり営業がしたい」と思うようになっていたのも理由の一つです。

——BOXへの入社は25歳のとき。社会人4年目で3社目というと、比較的早い転職ペースかと思いますが、不安はありませんでしたか?

正直不安はありませんでした。あまり深く考えていなかったというのもありますが(笑)、将来的には自分で事業をやりたいという思いがあったので、「今いろんな経験を積むことが、将来の糧になる」と考えていました。

——BOXとの出会いを教えてください。

もともと、別の人材エージェントを使って転職活動をしていた中で、BOXの求人に出会いました。求人票に「適度に承認欲求がある人歓迎」「スター性を持ちたい人」みたいなことが書かれていて、それを見て「なんだこの会社は?」と興味を持ったのがきっかけです。他の求人と比べて、すごくユニークだったんですよね。

大手人材企業からも内定が出ている中で、BOXに意思決定したのは、最終面接に当時のボードメンバーが4人揃って出てきてくれたから。すごく格好良くて、「こんなに本気で仕事に向き合っている大人がいるんだ」と衝撃を受けました。大手企業を2社経験していたからこそ、こういう人たちと一緒に働きたいと思ったんですよね。

特に当時の代表である角田さんに「学歴が特別いいわけじゃないし、20代中盤で2社も経験して、ここからどうすんの?」とストレートなフィードバックをもらったときには、「この人たちについていきたい」と思わされました。

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自分を同化させる必要はない──カルチャーとの向き合い方

——入社してみて、BOXにはどんな印象を持ちましたか?

カルチャーの強さに驚いたというのが一番大きかったです。たとえば朝会での「パブリックコメント」と呼ばれる宣言や、クライアントも参加する定例ミーティング後の「今日何かバリュー出せたの?」という問いかけ。目立つ人が評価される文化に、最初は戸惑いました。

銀行ではむしろ、「目立たないこと」が良しとされていました。常々「目立つな」「後ろ指さされないように」と言われていたので、BOXの熱血ともいえるカルチャーには最初、軽くカルチャーショックを受けました。

ただ、初期配属が長山チームだったことに救われました。長山チームはBOXの中でもクールで、比較的落ち着いた雰囲気。自分にとっては馴染みやすい空気感だったと思います。

とはいえ、「皆と同じでいなければ」とは思っていませんでした。会社は本来、生まれた環境も、性格も違う人たちの集まり。僕自身、いわゆる“典型的なBOXっぽさ”を持っていたわけではありませんでしたが、それを無理に埋めようとはしなかった。そのままでもパフォーマンスを出せばいい、という考え方でい続けました。

——白石さんは、途中からぐんぐん成果が出始めましたよね。転機はいつごろだったのでしょう。

明確に変わったのは2024年の1月、ちょうどBOXに入って8ヶ月ほど経ったころです。チームを異動し、面談の進め方やCAとしての基準が明確に見えてきて、今まで感覚でやっていたことに「正解の型」があると知れたのが転機になりました。以降、右肩上がりに売上を伸ばせています。

——成果を出すために意識した点はありますか?

パイプラインマネジメントと呼ばれる、求職者の管理を丁寧にやるようにしました。特に「エントリー以降」の管理ですね。それまでは、社内トップクラスでエントリー数が多いにも関わらず、決定率が低かったんです。それを改善するためには、いかに面接中や選考途中の動きを先読みして、求職者にも企業側にもコミュニケーションを取れるかだと気づき、重点的に取り組んでいきました。

たとえば、求職者が他社経由で第一志望、BOX経由で第二志望を受けていたとしたら、「第一志望でこんな魅力をアピールされるだろうから、BOX経由の企業はこの角度で事前に伝えておこう」といった準備をしていました。選考の順番や面接日程、人事のアトラクト内容まで予測して、企業側と連携する。そういう“先手”を意識していました。

白石流・マネジメントの哲学。「期待し続ける」ことの意味

——結果・プロセス共に評価され、白石さんは2024年の6月にリーダーにも昇格しました。

それまではまったくマネジメント経験がありませんでしたが、「やりたい」と手を挙げていたこともあり、抜擢されました。それから約1年が経ち、2025年4月からはマネージャーに昇格、順調に経験を積めているように思います。

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——マネジメントにおいて意識していることはありますか?

大きく3つあります。

ひとつは「高い基準で成果にコミットさせること」です。これはBOXの中でも多くの人が大切にしていることかもしれませんが、マネージャーの基準や声かけによって、メンバーのコミット具合は本当に変わると感じています。自分も成果を出すようになってから、見られ方や周囲からの関わり方が変わっていった実感があるので、そこは強く意識しています。

もうひとつは、「心理的安全性の高い環境をつくること」です。一つ目と相反するように見えるかもしれませんが、両立できるし、すべきものだと考えています。BOXに入社したばかりのころの僕は、モチベーションの浮き沈みが激しく、環境や関係性にすぐに影響を受けていました。だからこそ、チームには絶対に“居心地の悪さ”を感じてほしくない。どんなときも安心して相談できる空気感を大切にしたいと思っています

最後に、「メンバーに対して期待し続けること」です。結果の出ないメンバーがいるとつい否定的なコミュニケーションを取りたくなってしまうものですが、それでもその人にしかない強みがある。そこにちゃんと目を向け、才能にふたをしないでいてほしいという願いがあります。

——それって、簡単なようで難しいことでもありますよね。

そうですよね。メンバーを信じたい気持ちと、「もしかしたら難しいかも」という現実の狭間で揺れる気持ちはわかります。ですが、マネージャーが強みに目を向けて環境にフィットさせることができれば、メンバーを大きく成長させられる。実際に僕が過去にマネジメントしていたメンバーには、「独自のスタイルだからこそ強みが出る」と思え、周囲と違ったアプローチをして、応援してきました。

そんなふうにして自分のチームのメンバーが少しずつ変化し、結果を出してくれると、やっぱりうれしいですね。

間違いなく“面白いフェーズ”にあるBOXへ飛び込んでほしい

——最後に、BOXの好きなところを教えてください。

「成長に貪欲な人が多いこと」ですね。1社目のみずほ銀行も、2社目のトランス・コスモスも、どちらかというと“仕事は生活のため”という価値観の人が多かった印象があります。でもBOXでは、年齢に関係なく「もっと成長したい」「自分で事業を動かしたい」という意識の高い人が多い。本当に刺激になります。

また、自分が会社をつくっていける、そんな実感を持てるところも気に入っています。BOXはいま変化の真っ只中にいて、3ヶ月に1回ほどのペースで組織編成も変わっています。大変な部分もありますが、僕自身もそれによっていろんなチームを横断し、さまざまなマネージャーの考え方に触れてきました。それが今の自分の血肉になっていると思いますし、何より「自分色に会社を染めていける」という手触り感があります。

——今のBOXに合うのは、どんな人だと思いますか?

適度に「自責思考」と「他責思考」を持てる人ですね。スタートアップなので整っていない部分も多い。でも、全部を自責で捉えてしまうと潰れてしまうし、全部を他責にすると成長はできない。そのバランスをうまく取れる人が、BOXでは活躍できると思います。

——最後に、BOXに興味を持ってくれている方へメッセージをお願いします。

今のBOXは、間違いなく“面白いフェーズ”にあると思っています。組織の拡大に伴い、事業や役職もどんどん生まれています。この環境に飛び込んでくれたら、20代で本当にいろんな経験ができるはずです。「今の自分に満足していない」「もっと挑戦したい」という人には、ぜひ仲間になってほしいですね。

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