2026.09.28
「よりよい関係で繋がった社会をつくる」ギフティが展開する事業の幅広さ。感覚を大切に、曖昧さを面白がるカルチャーとは

株式会社BOXは求職者様へ、ネットで得られる情報だけでなく、企業の雰囲気やカルチャーなど、定性面も含めてご紹介することを大切にしています。そのため、ご紹介企業様のオフィスに足を運び、実際に働く方々と対話をするようにしています。
今回訪問したのは、株式会社ギフティ(以下、ギフティ)。
「ギフトを起点に、体温が通った社会をつくる。」をミッションに、日頃の気持ちを気軽に贈り合える、個人向けカジュアルギフトサービス『giftee®』など、eギフトプラットフォーム事業を展開しています。
今回は、HR Unit Managerの濱田祐輔(はまだ ゆうすけ)様にお話を伺いました。
2026年7月にミッションを刷新した同社は、どのような事業戦略を描いているのか。そして、「言語化しきれない感覚を大切にする」「曖昧さを面白がる」といった、ユニークなカルチャーの中で、活躍している人材の特徴などを紐解きます。
※取材日:2026年6月24日
登場人物
濱田祐輔(はまだ ゆうすけ)様
HR Unit Manager 中途採用担当
人材紹介の法人営業など8年間、人材領域でのキャリアを積む。現在、株式会社ギフティ HR Unitに所属し、中途採用(BizDev、営業、バックオフィス全般、海外採用)をメインで担当しながら、兼務でグループ会社2社の採用の立ち上げに取り組む。

濱田祐輔(はまだ ゆうすけ)様
このnoteはこんな人におすすめ
・「よりよい関係で繋がった社会」の実現に共感し、幅広い事業に関わりたい方
・抽象的な問題をとことん考えるのが好きな方
・曖昧さを面白がれる方
「ギフトを起点に、体温が通った社会をつくる。」ギフティの目指す世界観
ーギフティと聞くと、やはり「eギフトの会社」というイメージが強いのですが、改めて、ギフティが目指す世界観について教えてください。
濱田:実は2026年7月にミッションを刷新し、「ギフトを起点に、体温が通った社会をつくる。」にしました。ギフトを起点とした事業を通して、人と人、人と社会をつなぎ、関係性に体温を通わせ、社会全体に行き渡らせたいというのが、私たちの世界観です。
ギフティはeギフトからスタートした会社ではありますが、中長期的なテーマとして、「関係性の構築」を掲げています。そのテーマに向き合うべく、近年は、eギフトに留まらず、あらゆるギフト体験を提供したいと考え、ギフトコンテンツの拡充を図っています。
ーeギフトに留まらない「ギフト」を通じて、より良い関係性が築かれ、それが広がっていく世界を目指されているのですね。
濱田:そうです。私たちはギフトを、感謝や応援、お詫びや支援など、様々な気持ちを表現し、関係性をよりよくするための手段として捉えています。
ーなるほど。ギフトを手段に、気持ちが表現されることで関係性がよりよくなると。
濱田:そうです。たとえば退職する同僚にボールペンを1本贈る場合、そこにはボールペン1本それ自体の「機能的な価値」に加え、労いや感謝の気持ちである「情緒的な価値」がありますよね。ギフトをギフトたらしめるのは、この「情緒的な価値」だと考えています。
ーギフティの事業展開においてはそうした「情緒的な価値」を重視しているのでしょうか。
濱田:そうですね。ギフト領域の事業において効率化や利便性など「機能的な価値」を追求しすぎてしまうと、情緒が減ってしまいます。ですから、事業において「情緒的な価値」を乗せることができるかは大切な視点です。
「情緒的な価値」を重視した事業のひとつに、島根県の、とある自治体様とご一緒した案件があります。子ども1人当たりに対する給付金に加えて、育児グッズを同梱してお贈りする取り組みです。箱を開けると市からのメッセージが記されており、ベビーグッズ、そしてeギフトが入っている。そんな温かみのある体験設計を行いました。

ギフトというhowだけでも「誰から誰に」「何を」「どのように」のバリエーションが無限に広がっています。
たとえば、自治体から地域住民への子育て支援のほか、企業から従業員への福利厚生、企業から顧客へのプロモーションや謝礼。社会を見渡してみると「関係性を良くしたい」という願いはあふれていて、その数だけギフト事業の可能性があると考えています。
「関係性の構築」というテーマに向き合いながら、事業を進め、広げられる面白さが伝わっていれば幸いです。
「運・縁・勘」言語化しきれないものを大事にする文化
ーギフティにはどのようなカルチャーがあるのでしょうか。
濱田:はい。前提として、私たちのカルチャーには、「余白」を持って新しい価値観や変化を受け入れるという考え方があります。

例えば、「Make Meaning」。私たちが「ギフト」を通じて育みたいことは、社会がより良くなる文化。解釈は人それぞれですが、そのために各々が日々のコミュニケーションや取り組みの中に新しい意味を見出し、捉え直すことを大切にしています。
また、「運・縁・勘」は意思決定をするときに大事にしている考え方です。
ー「運・縁・勘」という考え方は意思決定にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
濱田:「なんとなく違和感がある」といった、言語化しきれない直感も軽視せず、意思決定に反映します。そしてその感覚を信じる日々の行動こそが、良い循環を生み出すと考えているのです。
「運」というのは、日々の行動や言動から巡ってくるもの。良い「運」は、良い「縁」を連れてきてくれる。それは人との出会いかもしれないし、機会との出会いかもしれない。
良い「縁」の中にいると「勘」が研ぎ澄まされていく。「勘」は、言語化できていないことを判別するセンスです。するとまた行動や言動が変わって、良い「運」が巡ってくる。
私たちは感覚を共有しながら、「運・縁・勘」の循環を回せる、美意識を持った組織でありたい。 そしてこの美意識は、曖昧さをあえて残す環境の中で、本質的な価値を追求し続けるための、重要な羅針盤なのです。

ー余白を残し、感覚を研ぎ澄ませる点が、ギフティらしさだと感じました。
濱田:そうですね。ギフティは、「業界ナンバーワンになる」「最速で達成する」といった、分かりやすく断定的なスローガンで組織を牽引するタイプの会社ではありません。白黒はっきりさせすぎず、どこか余白を残す。このスタンスが、ギフティらしい空気感をつくっているのだと思います。

「カオス耐性」と「その人ならではの色」。ギフティで活躍する人の特徴
ーギフティにフィットする人は、具体的にどのような方でしょうか。
濱田:まずは高い「カオス(不確実性)耐性」を持つ方ですね。曖昧で不確実な状況でも、それを面白がって、立ち止まらずに自ら物事を推進できる方は、早い段階で素晴らしいパフォーマンスを発揮されています。
そして、そのカオスな環境を楽しむための重要な要素として、「その人ならではの色がある」ということが挙げられます。
ーその人ならではの「色」とは…?
濱田:ジャンルは問いませんが、特定の領域に対して異常なほどの探求心を持っていたり、好奇心の赴くままに活動していたりする「個人の強烈なこだわり」といいましょうか。対話を重ねるうちに「この領域に対する探求心は並大抵ではないな」と自然と感じさせるような方は、ギフティのカルチャーとよく馴染みます。
社内を見渡しても、学生時代にジャマイカまで音楽の収録に行き、現在も休日にはDJとして活動する役員や、40歳手前でトライアスロンを始めた者もいます。
私自身もクラフトビールや日本酒の飲み比べが趣味で、味わいの違いを探求しています。ギフティのグループにクラフトビールの事業をやっている会社がありますが、「濱田さんが美味しいと言うなら仕入れます」と言ってもらえたりします。
ー「色」が仕事にどのように表れるか、あえて言語化するとどうなるのでしょうか。
濱田:ギフティはカルチャーとして白黒を断定しないだけに、社員個々人の事業への向き合い方や解釈は自由度が高い。仕事においても大きな裁量があり、成果を出すまでのプロセスにも「色」が反映されます。
たとえば、お笑いやNetflixの話題作を観るのが大好きで追及している人は、そういったコンテンツへの感度の高さを相手との関係構築において武器にすることができます。実際そういった自分の「色」を活かして、営業として大きな案件を獲得する者もいますね。
「awahi magazine(あわひ まがじん)」に見る、ギフティの世の中の「曖昧さ」を面白がる姿勢
ーギフティが運営する「awahi magazine」というオウンドメディアもユニークだと感じました。
濱田:「awahi magazine」はギフティがどのような思想を持った会社なのかを発信する目的で立ち上げたメディアです。
白黒つけられない割り切れないものの面白さや、物事の「間(あわひ)」にあるグラデーションを大切にする当社の姿勢が、そのままコンセプトになっています。
コンテンツは、デザイナーや研究者、お笑い芸人、ミュージシャンの方々へのインタビューや対談を中心に構成しており、ギフティのサービスを宣伝しているわけではありません。

ー自社の事業を直接アピールしなくても、採用活動にポジティブな影響はあるのでしょうか。
濱田:あるんです。実際に「awahi magazine」を読んで、応募してくださる方が新卒・中途を問わずいらっしゃいます。中には芸術大学出身の方もいました。
このメディアを通じて、ギフティの「世の中に対する面白がり方」に共鳴する、美意識を持った方と出会えています。
ー最後に、ギフティへの転職を考えている方にメッセージをお願いします。
濱田:ギフティは、一言で表すのが難しい会社です。マーケットに向き合い、社会に存在するあらゆる「関係性」をよくすることを目指しつつも、どのようにアプローチするのかは社員それぞれ。
割り切れないものを大切にしながら、自分なりの「色」を出し、事業を推進していく。これは、白黒はっきりさせず、曖昧さを残すカルチャーだからこそ生まれる面白さだと思っています。
また、情緒的な価値に向き合えるビジネスは世の中にそう多くありません。AIの進化が加速する今だからこそ、改めて人間的な価値に立ち返ってみる。そんな私たちの挑戦に共感し、そこに面白さを感じてくれる皆さまと、選考でお会いできるのを楽しみにしております。
編集後記
今回の訪問を経て、「ギフティらしさ」をより立体的に感じることができました。
「関係性を良くする」というテーマのもと、ギフトを起点に無限の広がりを見せるギフティの事業。その根底には、ロジックだけでなく、物事の「間」にある曖昧さや、割り切れない感覚も大切にする、ギフティらしいスタンスがあります。数字やロジックでは説明しきれない感覚を、あえて言語化しきらずに、社員同士ですり合わせていきます。
求める人物像として語られたのは、物事を探求し、面白がる力を持つ「色」のある人。強烈な「色」を持った謙虚なメンバーたちが、マーケットに真摯に向き合いながら、物事の「間」にあるチャンスを見つけ、「勘」をも信じて事業を推進していく。
「色」と「間」、「運・縁・勘」。その連鎖が、新しいアイデアや、事業の広がりを生んでいました。
物事の「間」にある曖昧さを楽しみ、自身の「色」を武器にマーケットと向き合える人こそ、ギフティで存分に力を発揮できるのではないでしょうか。
私たちBOXは、求職者の皆さまに対して、こうしたネットには載っていない情報やリアルな魅力を、お伝えしていきたいと思います。
BOXは、あなたの人生を見据えた転職支援を行います
BOXでは、ギフティへの転職相談を受け付けています。ギフティの文化や制度、働き方など、長く続く関係を通して得たネットでは得られないリアルな情報をお伝えします。もちろんご相談の中で、ほかの企業をご紹介することも可能です。多様なバックグラウンドを持つメンバーが、責任を持って全力で支援します。転職を検討している方は、ぜひご連絡ください。




