2025.06.24
ブライダルスタイリストからエージェントへ。元接客業のメンバーはなぜBOXを選んだのか

「人の人生のきっかけでありたい」「より上質なサービスを提供できる自分になりたい」
学生時代に大手飲食店で接客を経験した大木 美彩葵は、人の人生のターニングポイントを支援できる自分になるため、新卒でブライダル企業へ入社。それから大木は、より人に向き合える環境を探すため、キャリアを根底から見直しました。
その結果、なぜBOXを選びエージェントになったのか。話を聞きました。
目次
- 先輩のひとことで、目の前の人を笑顔で帰すことが目標に
- 「BOXで働くのは難しそう」が覆されたわけ
- ひとりでも多くの人のきっかけになれたら
先輩のひとことで、目の前の人を笑顔で帰すことが目標に

——大木さんはBOXでエージェントをする前、ブライダルスタイリストでした。そもそもなぜブライダル企業に?
学生時代にファーストフード店で6年間アルバイトしていて、より質の高い接客ができるようになりたいと思っていました。また、人の人生のきっかけでありたいという思いもありブライダル企業に就職しました。
高校生のころ、人と関わるのになんとなく苦手意識を持っていたのですが、仕事としてなら苦手を克服できるかもしれないと思い、接客のアルバイトを始めたんです。最初はマニュアル以上の仕事ができず、自分からお客さんに声をかけられませんでした。
ですが、先輩に「トレーを持ってゴミ箱に向かう人がいたら『お預かりします』と声を掛けるといいよ」、「メニューを見て悩んでいる人がいたらおすすめを教えてあげるといいよ」とアドバイスをもらって。少しずつお客さんに話しかけられるようになっていくと、次第にお客さんのリアクションを見るのが楽しくなりました。
ときどき、不機嫌な様子で来店される方もいましたが、声掛けによって笑顔で退店してもらえたことがあったので、自分のアクションに対してこんな風に結果が見られるんだと楽しめるようになりました。
そんな経験を経て、就職活動のときには「より質の高い接客サービスを提供できる自分になりたい」と思い、お客さんから求められるサービスの質が高いイメージのある、旅行会社や4つ星・5つ星ホテル、ブライダル企業などを調べていました。
また就職活動中にこれまでの人生を振り返り、自分の考え方や行動が変わったとき、いつも誰かが起点になっていたなと気づきました。社会人になってからは、これまでわたしが人から受けた良い影響を誰かに与え、より人生を豊かにしてもらいたいと思うようになって。誰かの重要なライフイベントに携われる職場であるなら、その希望も叶えられるだろうと思い、新卒でブライダル企業に入社しました。
——前職でやりたかったことは実現できましたか。
できたと思います。わたしはスタイリストとして新郎新婦と関わり、笑顔のおふたりを婚礼当日まで見届けられました。挙式を終えてから店舗にご挨拶に来ていただいたり、お礼のお手紙をいただいたりして、少しでも良い影響を与えられたのだろうなと感じられました。アルバイト時代と同様、目の前のお客さんのリアクションを見るのがやりがいのひとつになっていましたね。
——その後、大木さんは転職活動を始めます。前職で希望を叶えられた一方で、悩みもあったのでしょうか。
そうですね。前職の先輩を見ていると、わたしには4つの選択肢がありました。このまま定年退職するまでスタイリストを続け、顧客に向き合い続けるか。もしくは、スタイリストの仕事のひとつだったドレスの修繕を極め、裏方業務に徹するか。どちらも体力勝負の仕事だと感じており、一生続けられる仕事ではないだろうなと。スタイリストの仕事しかできない自分が、もし元気に働けなくなった場合どうなるのか、イメージできませんでした。
そして残りの選択肢が寿退社をするか、別の企業へ転職するか。顧客折衝経験を活かして異業種へ転職する人が多いと聞いており、わたしにとってその選択肢がもっとも現実的なように思えました。
また、「ブライダル業界で転職をするのはこの先も可能かもしれないけど、未経験の業界に転職できるのは20代の間だけだ」と考え、別の業界へ転職しようと決めました。
「BOXで働くのは難しそう」が覆されたわけ
——どのように転職活動を始めていきましたか。
エージェントサービスに登録して、スカウトをいただいた方から企業を紹介してもらいました。2社のエージェントと話を進めている最中に、たまたまアルバイト時代にお世話になっていた先輩の(佐藤)彩香さんがエージェントをしているのを知って。
SNSでつながっていたので、「手伝っていただけませんか」とこちらから声をかけました。彩香さんに支援してもらってからは、BOXから紹介される企業に絞り、選考を受けていきました。
——佐藤さんと知り合いだったのもあると思いますが、なぜBOXの支援だけを頼ろうと思いましたか。
今回の転職理由や転職先で何をしたいかを聞いてもらう中で、本音で話し合えたからだと思います。素で話してくれるから、こちらも自然と素になってしまう。取り繕う必要がなさそうだと安心でき、ここに頼ろうと決めました。

——今回の転職活動ではどんな企業を見ていきましたか。
人材企業とマーケティング企業を中心に見ていきました。就職活動時と同様、誰かの人生の転換期に関わりたいと思っており、ブライダル業界から転職する人が多いというのを前職時代に聞いていたため、人材企業が自分に合うかもしれないと思っていました。また、前職ではドレスの流行や顧客のニーズの動向を追う仕事であったため、その経験が活かされると考えて、マーケティング企業も見ていました。
彩香さんからは人材企業とマーケティング企業を10数社提案され、その中にBOXもありました。
——BOXを提案されたときの最初の印象は?
正直、転職活動を始めた当初の意向度は低かったんです。彩香さんから「ハードワーク」と聞いていて、「前職もなかなかハードワークだったのに転職しても変わらないのか」と思ってしまって。自分には難しいだろうと思い、最初はほかの企業を重点的に調べていまいた。
——どのタイミングで意向度が上がりましたか。
「まだ選考には関係ないから」と聞いて、カジュアル面談を受けたときに、担当していただいた飯山さんと話して興味が湧きました。特に「BOXで働いてもらうのがわたしたちの本当の希望ではない」「(大木)美彩葵さんがどうしたら幸せになれるかを一番に考えたい」と飯山さんに言ってもらったのが印象深いです。
採用できるかどうか分からない一人ひとりの人生に向き合うのは、大変なことだと思います。それなのに、求職者の価値観や人生に向き合おうとしていると感じられて。だから彩香さんは「ハードワーク」と言っていたのかと納得できたんです。
楽な転職活動なんてないし、その方々の人生の転換期に向き合うのがエージェントの仕事なら、ハードワークになるのは必然。わたしが本当にやりたい仕事に近いかもしれないと思い、意向度が上がりました。
また最終面接では経営メンバーの澤田さんから、「仕事をする上で何を大事にしているか」と質問されて。前職のときからわたしは「恩送り」という言葉を大事にしていたので、BOXでもそれを大事にしたいと伝えました。
——恩送りというと?
基本的に「恩返し」は恩を受けた人に直接返すものですよね。一方で「恩送り」は、恩を受けた人以外にも良い影響を与えて、巡り巡って自分がお世話になった人にも恩を送る循環を起こすこと。必ずしも直接恩返しができるとは限らないため、恩送りを意識して仕事をしたいと伝えました。すると澤田さんから「なんでそれ知っているの?」と言われて。自分と同じ気持ちで仕事をしている人がいるなら、BOXで働きたいと思えました。
加えて、ほかに選考を受けていた企業よりもBOXの選考がスムーズに進んで、これはご縁があるんだ!と、BOXへの入社を意識するようになりました。
余談ですが、前職への就職を決断できたのもご縁を感じたからでした。わたしは神社巡りが好きで、就職活動中にもよく行っていて。ブライダル企業かホテルで働くかを悩んでいた時期に、神社で結婚式をされている方を頻繁に見て「うわ、そういうこと?」と、直感でスタイリストになる道を選んだんです(笑)。彩香さんとのつながりや、澤田さんのお話なども含めご縁を感じられたので、今回もご縁が決め手になりました。
ひとりでも多くの人のきっかけになれたら

——BOXに入社後は何から始めていきましたか。
入社1ヵ月目にはオンボーディングを受け、エージェントとしての仕事の流れを学んだり、求職者面談を想定したロールプレイングを実施してもらったりしました。
——オンボーディング期間で、難しそうだなという印象は変わらなかった?それとも自分はできそうだと思えましたか?
やはり難しそう、というのが本音です。実際に求職者にお会いしても、途中で連絡が取れなくなる方もいて、求職者との向き合い方を上長と試行錯誤している最中です。
スピード感を持って次の面談の日程を組んだり、テキスト上の連絡を控えてなるべくお互いの声を聞けるようにしたりして、自身のキャリアについて考える時間をなるべく増やしてもらう。細かいことから少しずつ変えていけたらと思っています。
とはいえ、オンボーディングを終えた次の月には20名以上の求職者を担当でき、その方々の支援をしています。どの方も必ず興味深いエピソードを持っていて、もしエージェントとしてではなく違う立場で出会っていたら絶対に聞けないような話を聞けて。その点は仕事をしていて今後も面白くなりそうだと感じています。
——今後の展望を教えてください。
正直に話せば、はっきりとしたビジョンはありません。キャリアアップしてマネジメントができたら嬉しいし、年収も上げていきたいと思っていますが、まだ具体的には求めていません。自分の目の前で話している人、その1人でも多くの人のきっかけに自分がなれたらそれで十分だなと。死ぬときに生きた実感がほしいし、未練を残したくないので、今の自分がやりたいことをやろうと思っています。
——転職を検討している方へメッセージをお願いします。
転職する、しないを決めていなくても、誰かに話すことで、凝り固まっていた考え方がほぐされると思います。今後のキャリアに迷いがあるなら身近な人やBOXを頼ってほしいです。




